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RPAエンジニアは、多くの会社を救うヒーローである②(インタビューレポート)

前回は別システムのデータの回収から集約までのRPAを紹介しました。
今回はAI-OCRを活用した事例についてご紹介します。
※前回記事はこちら ↓ ↓

◇インタビュイー:Sさん

ビーウィズ入社2年目。
前職から留学を経てビーウィズへ転職。
RPAは未経験で入社するも、現在はワンストップで多数の開発に携わっている。

AI×RPA=20,000時間削減 テクノロジーの威力!

Q.RPA開発の具体的事例を教えてください

AI-OCRの読み取り、データへのとりまとめ、データ納品に至るまでの一連の業務を自動化した開発案件です。
約20,000時間の業務時間削減につながりました。

クライアント企業のエンドユーザー様が利用されるサービスだったため、サービスの利用実績に応じた大量のデータを、正確かつスピーディーに納品することが重要でした。


Q.開発の中で大変だったところはどんなところですか?

まず1カ月という短い期間での開発が必要だったところです。
開発者として、その期間内で業務フローを理解して、どのような仕様でロボットを開発するか決めることに一番苦戦しました。案件の担当者とすりあわせを行いながら、どこがどのようにデジタル化できるのか、悩みながら全体設計を実施しました。

最終的にはデータスキャンからアップロードまでのロボット、エラーチェックを行うロボットなど、5つのロボットを開発することになりました。

また、ロボットが行う工程以外にも対応する業務があるため、その工程で業務を行うメンバーがワンクリックで簡単に使える仕組みを作り、処理速度を上げる工夫をしました。

1人じゃない。心強いチームからのサポート

Q.この事態をどうやって解消したのですか?

全体設計については、とにかく案件の担当者の方と認識を合わせることです。どのような業務があってどこが大変なのかという工程の理解、AI-OCRの精度が100%ではないことから人による確認で精度を高める仕組みが必要など、最終的に運用した際の工数を減らすことを念頭に仕組みを構築しました。

また、開発については、同じ部署の上長・先輩に相談したり、わからない点を調べながら、トライ&エラーで対応していきました。

Q.案件を終えてみて、いかがでしたか?

無事に動作しているところをみてほっとしたこと、人だけでは難しいところとロボットだけでは難しいところをうまく加味して開発ができたこと、多くの方の役に立てた実感が持ててとても嬉しく感じました。


インタビュアーあとがき

ビーウィズで進めるDX推進の一環として、他のデジタルソリューションとRPAを掛け合わせた開発や新たな技術獲得に努めているSさん。
どんなに多くの開発を行いながらも、継続的な情報収集や勉強の結果が、多くの方の「ありがとう」につながっていると感じました。

Sさん、どうもありがとうございました!

RPA開発事例はまだまだ更新予定です。
今後も、ビーウィズ公式noteの読者のみなさんに、RPAそのものはもちろん、RPAエンジニアの仕事の素晴らしさを詰め込んだ記事を新たにお届けしたいと思います。

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